消費者金融からの借り入れが膨大な金額になっていませんか。
月々の返済で大変苦労。
毎日借金の事を考えて過ごしていないでしょうか。
ここではそんな状況から一歩踏み出して、生活を変えていく方法を説明します。
現状の把握
借金問題を解決や、良い方向に向かせるために1番大切な事は、自分の現状を把握することです。
今、何社から借り入れがあって、その総額はいくらか。
また、月々の返済額はそれぞれいくらなのか、さらにはその返済額に対して、利息分はどのくらいあるのか。
元金はどのくらい減っているのか。
これらを把握することがまずは大切になります。
目を背けがちなところですが、しっかりと認識していきましょう。
今の生活がどうなのか?
自分の借金の現状を把握したら、つぎに、自分の今の給料で、借金の返済をして行って、さらに家賃や、光熱費や食費、生活費をまかなっていけているかを考えます。
ここで、すべてまかなえて、貯金もできているという場合であれば、問題はありませんし、計画的に返済できるということになります。
しかし、多重債務となると、私もそうでしたが、家賃を滞納してしまう。
光熱費の支払いが遅れてしまう。
という状況になってしまっている場合もあるかと思います。
そうなると、今の自分の給料では、やりくりできていないということになります。
さらにここで、借り入れを増やそうとすることは大変危険な事ですのでやるべきではありません。
このような状況になってしまったら、弁護士に相談するという選択肢も出てくることになります。
債務整理をお願いする
自分の給料では、月の返済が精一杯で、手元にお金が残らない。
さらには月の返済も滞納状態である。
という場合、弁護士に相談する必要があると思います。
弁護士に相談するとなると、私もそうでしたが、最初はためらいます。
さらには周りの人にバレてしまうのではないかと大変不安になります。
もうどうしていいのかわからなく強い不安に私も襲われました。
しかし、今の、借金の返済だけで手一杯で他に何もできない状況では、何のために働いているのかさえ、わからなくなってしまいます。
私の経験からも言えますが、弁護士に相談する事は悪い事ではありませんし、債務者の権利でもあります。
ですから、勇気を出して弁護士に相談してみるべきです。
その結果で債務整理しないのであれば、それでもいいわけですから。
債務整理の流れ
私の場合ですが、まず、債務整理に強い弁護士をインターネットで探しました。
ホームページもしっかりしているようなところで、相談するところを決めました。
その後、電話します。
最初は弁護士の先生ではなく事務の方みたいな人に、今の自分の債務状況を全て話します。
その上で債務整理の中の、どれにするのが良いのかを決定しまして、後日、弁護士の先生と直接面談を行います。
私の場合は任意整理となりまして、借金は残りますが、利息はすべてなしになりました。
弁護士費用が心配
やはり、弁護士に相談して、利息の支払いも免除となると、それなりの弁護士費用がかかると思ってしまいますが、弁護士に相談してから、弁護士の先生が各機関に、利息の免除などを交渉している時間、借入先からの請求はストップします。
ですので、この期間で、弁護士費用を分割で支払っていけばいいので、心配はありません。
その後
弁護士が各借入先に交渉しまして、それが成立したところで、契約書が作られて、利息の免除や、減額などが決定します。
すると、今まで月の返済額に苦しんでいた事を思うと、そこから、利息が免除になりますので、月の支払いとしては半額ほどに軽減されます。
これは非常に大きいことだと思います。
もちろん、債務整理をすることは、こんないいことばかりではありません。
債務整理中や完済後も約5年程は、クレジットカードの契約などが出来ませんし、新たな借り入れなども難しくなります。
ですから、このデメリットを受け入れることができる場合には、債務整理の選択は大いにありだと思います。
まとめ
今回、借金問題の解決の糸口に債務整理を紹介しました。
債務整理は、メリットが非常に大きいと思います。
ですから、借り入れが多すぎて、月々の返済が利息がほとんどであるという状況になってしまっている方は、思い切って相談してみたらいいかと思います。
いずれにせよ、借金問題は自分が今どのような状態であるかを正確に把握するところから始まります。
ですので、むやみに、借り入れ件数を増やして、気づいたら、返済が苦しくなってしまったという状況を避けるためにも、計画的に借り入れして常に自分のお金のことは把握していくことが大切です。
このコラムを読んで、少しでも、多重債務の方が、解決の糸口が見つかったと思ってもらえるようであればいいと思います。
債務整理は悪いことではありません。債務者の権利です。