カードを使い過ぎて困った・・・
リボ払いの返済額が多くなりすぎてどうすれば・・・
とお困りのあなたに朗報です。
任意整理をすると借金を減額できます。
そう、エポスカードなどのクレジットカードの借金が。
なぜ借金が減るのでしょうか?
では、任意整理の仕組みやメリットをエポスカードを例に一緒に見ていきましょう。
借金が減る理由
まず任意整理を行うと借金が減る理由を説明しましょう。
お金を借りると利息が発生しますが、元本が多いと利息も大きくなりますよね。
(利息=利子)
最初のうちは払えていても・・・
やがて利息の支払いに圧迫され・・・
元本を減らせず返済が長期化することがあります。
任意整理とは元本を返し利息などの元本以外のお金を免除してもらうことを言います。
債権者により対応がまちまちなので絶対とは言い切れませんが、エポスカードなどの大手会社は多くの場合誠実に対応してくれます。
つまり借金が減るというのは将来的に払う元本以外のお金が減るということなのです。
任意整理の対象サービス
消費者金融や銀行からの借り入れは分かる。
けど、カード会社は無理では・・・?
そう考える方もいらっしゃいます。
なのでここでは対象となるサービスを説明いたします。
キャッシング、カードローン(リボ払い)、ショッピング、全てが任意整理の対象となります。
キャッシングはイメージ的にもお金を借りる行為なのでできそうですが、カードローンやショッピングも対象になるのは意外ですよね。
特にエポスカードなどのクレジットカードを使っている方が一番お困りになるのがカードローン。
作る時は簡単で、リボ払いにすると毎月の返済も楽だという言葉に乗せられてついつい使い過ぎてしまった方も多くいます。
気づくと毎月の返済額が10万円を超えていたなんてことも少なくありません。
また場合によっては利息だけで数万円を超えることも珍しくないため、カードローンが任意整理の対象になるのは助かりますね。
任意整理を行うメリット
任意整理を行うと利息分が減るのは分かっていただけたと思いますが、他にも任意整理を行うメリットがあります。
そのメリットは大きく分けて3つです。
・弁護士や司法書士が味方になってくれる ・返済が一時的に止まる ・元本を3~5年かけて無理なく返済できる |
メリットの前に一度任意整理の仕組みについてエポスカードを例に説明しましょう。
任意整理は債務者が個人で行うわけではなく専門家に依頼して行います。
ここで言う専門家とは弁護士や司法書士のことです。
依頼~債権調査
まず専門家に相談後正式に依頼をすると受任通知がエポスカードに送られます。
受任通知を送ると履歴開示請求や利息の引き直し計算といった債権調査も同時に行われます。
債権調査では債務者の現在の借金はいくらあるのか、利息の引き直し計算をし返済するべき本当の金額はいくらかになるのかなどを調べます。
過払い金が発生するのかも同時に調査しますので、払い過ぎていたとしても大丈夫です。
この期間が約1ヶ月となりますが、債権者によってはもっと時間がかかりますので注意してくださいね。
債権調査の間はエポスカードへの返済が一時的に止まります。
エポスカードから直接連絡が来ることもありません。
これまで返済に追われて生活が苦しくなっていた方も安心できますね。
和解交渉
債権調査が終わると和解交渉に移ります。
和解交渉では利息や遅延損害金を免除してもらい元本だけの返済で済むようにエポスカードと話し合います。
多くの場合2ヶ月程度で和解交渉が終了し、3年36回払い・5年60回払いなどで返済をしていくことになります。
返済期間は債務者の返済能力に合わせて専門家が交渉してくれますので無理のない返済計画を立てられます。
和解交渉終了後すぐに支払いができない場合も専門家に伝えてください。
それも含めてエポスカードと話し合い最終的な返済計画を立ててくれます。
債権調査と同じく和解交渉の期間も返済は止まっていますので安心してください。
返済
債権調査・和解交渉が終わってから返済は始まります。
計画通り返済が終わればいいのですが、事故や病気など不測の事態で返済が滞る場合があります。
そうなった時はもう迷わず専門家に相談してください。
もう一度エポスカードと和解交渉をし、返済計画を立て直してくれます。
どのような時も専門家はあなたの味方です。
困ったときは相談するようにしてくださいね。
その他
任意整理を行うにあたって専門家への報酬が必要になります。
着手金や減額報酬など報酬にはいくつか種類があるのですが事務所によって金額はまちまちです。
しかし分割払いを認めている事務所も多く、初回相談に至っては無料で行う所も少なくありません。
報酬についても相談に乗ってくれますのでまずは一度相談してみてください。
任意整理を行うと過払い金が返還される場合もあります。
平成19年3月15日までにエポスカードでキャッシングを利用された方は対象となる場合があります。
現在も利用していて借金残高が多い場合も、過払い分が残高と相殺されますので安心してくださいね。
過払い金の返還に関してはいくつか条件がありますので必ずしも返還されるわけではありませんのでご注意ください。
任意整理を行うデメリット
借金で困っている方にとって任意整理は悪いことではありません。
利息は減るし、長期的に分割して返済できるのでむしろメリットだけに見えます。
しかしどんな良いことにもデメリットは存在します。
エポスカードの利用分を任意整理するにあたって発生するデメリットは以下の2つです。
・ブラックリストに登録される ・エポスカードを解約される |
ブラックリストに登録されるとは、どういうことでしょう?
簡単に言えばクレジットカードやローンを組む時に必要な信用情報に傷が付くことです。
日本には信用情報機関と呼ばれる個人情報を扱う機関が存在します。
各金融機関やカード会社はここから債務者が経済的に信用できるかの情報を得ているのですが、その情報に傷が付くと消えるまでは新たに借金ができません。
これまで見てきても分かる通りカードの利用も借金となります。
そのため新たにクレジットカードを作ることもできません。
機関によって傷が消えるタイミングは違いますが、返済完了から5年は作れないと思っていてください。
また任意整理を行うと現在持っているエポスカードも解約されます。
上記にもある通りすぐに再発行というわけにはいきませんのでご注意ください。
まとめ
任意整理を行うとエポスカードの解約などのデメリットもありますが、総合的に見てメリットの方が大きいと断言できます。
また任意整理は職場や家庭に連絡が行くこともないため他人に知られることなく返済が可能です。
現在リボ払いやキャッシングなどカードの支払いで困っている方は一度専門家に相談してみてください。
専門家はあなたの味方、いつでも助けになってくれます。
1人で返済に苦しまず、専門家と共に完済を目指してくださいね。
この記事が専門家とあなたをつなぐ一助になれたら幸いです。
参考サイト:債務整理相談センター、エポスカードの債務整理(任意整理)対応
https://www.soudan-saimuseiri.jp/14234731571045
(参照 2019-02-27)
参考サイト:EPOSNet、エポスカード会員規約
https://www.eposcard.co.jp/smp/rule_01.html
(参照 2019-02-27)
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人の役に立つ記事が書けるよう日々邁進中。
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